2019-04-26

男に依存して生きてきた。

社会ルールよりも何よりも、好いた男を優先していた。

来いと言われればすぐに行ったし、帰れと言われればすぐに帰った。

夢中になっている時は仕事も身に入らなかった。

女は男がいないと生きていけないと思っていた。

出世するのは男だ。女はいつか孕んで、働けなくなって、自分自身の力で生きていけなくなる。すごく怖い。

怖いので、最初から男に取り入って、生きていけばいいやと思っていた。

もしものときのための貯金はしていたが、金をくれと言われればあげていたので、そんなに手元にお金があるわけでもなかった。

ある時から、この方針では生きていけなくなった。

永遠を誓っても、大事にされないこともあるのだと知る。

駄々をこねてもどうしようもなかった。

ただ普通夫婦のように、絵に描いたような幸せな家庭を築きたかったが、私には許されなかった。

こんなに尽くしてきたのに。

まあ見る目もなかったので仕方がない。

家庭は崩壊寸前で、誰も建て直そうとしなかった。

幸いにして、まだ孕んでいなかったので、一人で逃げ出した。

好いた男のルールで生きていたので、社会ルールはあまり知らなかった。

できるだけ早く、正確に、たくさんの仕事をこなすと、お金がもらえた。

丁寧に挨拶をし、常に観察し、先を見ておくと有難がられる。

地頭が悪く、忘れっぽいのでこれを克服するために、今は頑張っている。

依存先を仕事に変えただけで、こんなに楽になるのか、そしてこんなに味気ないのか。

今は抜け殻のように暮らしている。

  • 男を子供扱いしてたんじゃないの、ダメンズメーカー 成長したんだから抜け殻ではないだろ

    • 子供扱いなら、上手くあしらえると思うけど 成長したところで、依存症は克服できない 快感を味わえない生活を送るだけ

      • 関係ないけど読点が多いと思う

      • 共依存だったな~って思ってるってことか イネイブラーにならないなら病気じゃないし 余裕があるならホストクラブにでもいって吸われて生きるのも一興だけどね

記事への反応(ブックマークコメント)

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