2019-03-18

工場実習という儀式

東大博士号を取得して日系のメーカー就職して三ヶ月くらいライン作業とかやった。

何年か前の話。

巷に渦巻いているような

「あれは悪夢だった」

地獄だった」

高学歴俺様に」

とかそういう気持ち特に感じなかったように思う。

「虚無感はあるけど研究よりは遥かに楽だし趣味時間もあるし、何よりノンプレッシャーだし睡眠が取れるし悪くないなぁ」

って感じだった。

そのメーカー退職して今は米国系の会社研究っぽいことやっている。

別にそこがとても嫌だった訳じゃなくて賃金が良かったからホイホイついていっただけ。

で、今思うのは

「あの実習という儀式は単純に無駄なんじゃないかなぁ」

くらいのこと。

意外にそんなもん。

あれで今と同じ給料貰えるならそれが一生の仕事でも悪くないかな。

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