一人は大学の先輩。一個上で寮に入っていた時にだいぶ面倒を見てもらった。
一緒に飯食いに行ったりもした。
その数か月後元気かなあとふと思い出して友達に聞いたら自殺したよって。
一人は小学校中学校の後輩。二個下で一緒にゲームとかする仲だった。
進学先が違うので、高校に入ってからは余り連絡取ることもなく、若干疎遠になっていた。
いじめを受けたのか単にやる気が無かったのか不登校になり、退学してから通信制に通うも首つりで発見された。
いじめや退学は今の世の中別段珍しくないが、自分の身近で起こるとは思わなかった。
もう一人は近所のおばあちゃん。俺が歩けるようになったころから知っている。
夫婦と一人息子と暮らしていたが、その息子が40を超えても働いていなかった。
子供の頃はニートなんていないと思っていたから、昼間からよくラジコンで遊ばせてくれたり、お菓子を貰ったりしていても、なんも疑問に思わなかった。
その息子が肝臓をやられて亡くなった。
そのちょうど一年後、おじいちゃんが脳梗塞で倒れた。夜の10時頃に救急車のサイレンが鳴っていたのをよく覚えている。
その一年後、小屋や車庫が全て取り壊され、気が付いたときには倒れているところを発見された。何をしたかは聞かされてないが自殺だったらしい。
ちなみに秋田県
自殺という体を取っているけれど、実質は病死と変わらないのかもね