2018-09-09

アフターでアナ雪の少しも寒く無いわって歌ってくれたお姉さんは、何も考えることなく僕の膝の上に乗ってくれた。先輩と別れて、それぞれ別の部屋でカラオケをすることになったのだった。アルコールのお陰で、何も出来ずに終わったし、半分、こういうのは仕事みたいなものだよなって思った。それに、お姉さんから「あ。彼女だよ」みたいな揺さぶり?急にそんなことを言われて、いや彼女と言っても数ヶ月付き合ったばかりで、って話を、そう言えばこのアフターに来る前にキャバクラ店で話していたんだった。先輩に冷やかされていた話を憶えていて単に思いつき言われただけなんだって思っても、どきっとして何も出来なくなった。なんだか、もっと直接的なスッキリみたいなことが、風俗みたいなことが起こるかと思ったけれど、特別なことはなく、まー、キスぐらいはしたけど、10分前のお知らせがなったら「延長したらお金高く掛かるよ」って言われたやんわり断られたのかなって思って。なんか、先輩達二人組は、どうやら先にカラオケから退店していたようだったんで。お姉さんを送ろうとした。楽しかったよ、ありがとって言われてズボン越しに軽く手の平で触れられて、そしてタクシーに乗る前になって、「8000円ぐらい掛かるのよ」って言われたタクシー代を請求されてしまったが、後腐れ無く付き合うにはそれぐらいの出費は社会人として当然のマナーなのかなって思って、福澤ゆ吉さんを出した。香水の良い匂いのする髪の長い女の人だったなって印象。はー、何をやってるのかと思い、サウナで一泊した後で、ボロアパートに戻った。さすがに飲み過ぎて半分ぐらい記憶が飛んでいる。そもそも自分でも何を歌ったのかも憶えていない。 

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