2018-07-22

オクトラはドット懐古主義

スクエニオクトパストラベラーというゲームが売れている。

かくいう自分プレイ中。SFC時代RPG彷彿とさせる良い出来だ。

さて、「SFC時代RPG彷彿とさせる良い出来」とは一体なんだろう?

パッと見、「ドット画」がその答えのように思えるが、おそらくこちらは本質ではない。

古き良きRPGの良さは「テンポ」だ。

3Dモデリングが主流の現在ゲーム場合、「よーし、がんばろう」というセリフがあると

キャラクターは手を振り上げ、大げさにジャンプしたりする。それはとても漫画的またはアニメ表現で、

わかりやすくもあるのだけど、演出過多でゲームとしてはテンポが悪くなる。

一方で、古いRPGはその表現能力の低さゆえに、頭の上にビックリを出したり、

決めポーズの構図に一瞬で変えるなどといった表現対応してきた。

これがFC, SFC時代ゲームテンポだったように思う。

そういう意味で、オクトラはドット画ではなく、テンポ懐古主義だ。

そしてそれが受け入れられたのだと思う。良いゲームだ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん