LGBTの中でもトランスジェンダーの人の公衆トイレや浴場の利用についてどう折り合いを付けていけばいいのか、というのは今の日本ではまだ難しい話で、しかし当人に個室だけを使えと我慢を強いるのも違うし、やはり今からでも議論をしなければならないのだろうけど、議論自体がタブーとなってしまうと結局当事者は温泉にも入れないという状態がこのまま続いてしまうだろう。支援団体も別に議論自体は否定しないと思うのだけど、「言い方に気をつけろ」というやり方にも多少は気を遣い、歩み寄りを見せないと当事者こそが不幸になってしまわないだろうか。
個人的にはフィンランドのサウナみたいに混浴を「普通」にしてしまってもう区別を無くしちゃえばいいんじゃないの、と思う。一世代分の時間が過ぎれば誰も違和を感じなくなるだろう。
見られたくない欲情されたくないという自由を女に認めて男に認めないって堂々と言えるならまだ楽でいいんですけどね