私は、ちょうど小学生頃にwindows98が出てきて一般家庭の一部にパソコンが、じわじわ普及しはじめた頃にネットに触れた。
その時夢中になったのは、チャットである。見知らぬ人と、手軽にお話ができてなおかつタイピングの練習にいいと思い、親が寝た隙をねらってこそこそとやっていた。
小学生の頃は、特に悩みという悩みはなかったけど、ネットの世界で仮の人物を作りあげてその人物として振舞うことで、なんとなく現実世界とは切り離れたネットの世界での自分の居場所ができてとても居心地がよかった。
今は、スマホが普及しSNSが発達したことで、わざわざパソコンに向かわなくても、いつでもどこでもスマホ一つで、知らない誰かと気軽に繋がることができるとても便利な世の中になった。
しかし、小学生の頃に、夢中でチャットをしていた自分には、なんとなく今のネットには居心地がいいと感じなくなってしまった。どうやら私は、ネットの世界は現実の自分とは違った仮の自分をみんなアバターとして作って繋がりを持つといった形が好きだったらしい。
今のSNSをどれを見ても、幸せな写真をいっぱい載せたり、どこどこに出かけたなど、本人と分かるどこか現実味があるものばかりでつまらないと感じてしまった。現実は、現実ネットはネットと、世界は違ってたと思っていたけれど、ネットという仮の自分を作る娯楽の世界ではなく、現実のコミュニケーションを取るためにツールになってしまったことがつまらないと感じる原因だと思った。小学生の頃のネットの世界のあのわくわくと居心地の良さは、2度と味わえないのだろうか。
無くなっちまったなぁ・・・そういうの・・・ 誰でもネットに繋げるようになった弊害かな
わかる。 リアルとは切り離して活動したいのにどうして、リアルとひも付けようとするんだろうかと思う。 もう一人のペルソナとしての活動は楽しい。リアルに縛られることが無い。年...