2018-02-06

聖書世界で一番共感されたストーリー

「何かをひたすら信じてるだけで救われるんだ自分で何も決めなくていいぞ」と怠惰を受け止め

「神を信じている俺達は信じていない馬鹿どもとは一味違う」と高慢を認め

「なんでアイツは上手く行って俺が上手くいかないのかというと俺が神に愛されているからだ」と嫉妬をなだめ

「許せねえ神を信じない奴らのせいで世界が滅びるから許せねえ」と憤怒を正当化

「神が産めよ増やせよと言ったのだから人が子作りに精を出ししちゃうのは当然だろ」と色欲肯定

「神を信じまくれば天国に言って幸せになれるんだから祈りまくるぜ」と貪欲すら満たしてしま

聖書人間の持つありとあらゆる感情を圧倒的共感を通じて信仰心という物語として昇華させることで読者達を繋ぎ合わせその共感を循環させるのだ

世界で最も共感される物語である聖書世界で一番売れているのだ

「今は共感時代」などという輩は少なくとも物の見方が2000年は遅れている

そんなもの紀元前から始まっているわ!

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