やっぱり何を楽しむにしても、経験するってインプットはすごく尊い。
自分がその主人公やキャラクターと似たような経験をしてないと、共感も感情移入もしにくい。
いや、共感とかできなくても楽しい小説はたしかにある。羽田圭介のメタモルフォシスとか、映画だけどナイトクローラーとか。
でも、自分の進歩とか、見えるものが変わる意味で、何事も経験だな。
でも経験が増えるにつれて、若い頃の純真な感性は鈍っていく感覚がある。これは、希望とか明るい未来への期待とかが裏切られる「諦め」によるものかもしれない。
人生っていうのは諦めの連続だな。でも諦めの連続の中にしか、楽しいとか幸せもないのかもなあ。
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