45歳をいくつかまわって老人の域に足を踏み込んでようやく老人の感覚とはこういうことかな?ってのがわかりつつなるような気がする。
たとえば電化製品。
少しだけ多機能な腕時計を買ってみたんだけど、操作・設定は二つのリューズを使って行う。
一段引く、二段引く、上下に回す、の4つの操作の組み合わせで設定するわけだけど、操作と結果を結びつけるのは暗記でしかない。こんな複雑な操作を記憶し続けるのは無理って直感で感じてしまい最低限必要な設定だけ行い機能のいくつかは使っていない。
今朝の新聞には何十曲もの音楽が内蔵された目覚まし時計があって、そんなに曲があるのに前面にボタンが四つしかなく、これも多分暗記する系統の操作方法なんだろうと、機械を見た瞬間に俺には無理って思ってしまった。
もともと機械いじりとか好きだったんだけど段々難しく感じてしまってる。
老人になるのはやはり嫌なもんだな。