主に学問を盛り上げる為に国立研究機関が懸賞論文をもっと設けてほしいと思うのですが、みなさんはどう思いますか。
「イノベーションとはなにか」とかいう学生に向けてやってみた感じの曖昧な課題ではなくて「Aの基礎はBに求められるべきか、それともCに求められるべきか」という具体的な課題を提示する懸賞論文があるといいと思います。
そんな暇はないという人もいると思いますが、そういう人は対象としません。そうではなくて、自分で課題を見つけることがむずかしい学者の中でも与えられた仕事を卒なくこなす人がいれば、そしてそういう人が取り組むならば、懸賞論文の意義はそれだけであると思うのです。(そもそも懸賞論文を考えたきっかけは「与えられた仕事ならば充分にこなすことのできる人」が日本の中には多いのではないかと思ったからなのですが。)
そして、自分の学問分野を盛り上げたいと思う学者さんにとっても有意義だと思います。またそういう点では、暇のない学者さんにとっても悩むことのできるものではないでしょうか。
問題は特に経営的なものにあると思いますが、だとすればどういう問題が挙げられるでしょうか。あるいは他にどういう問題があるでしょうか。