最近共感ニューロンというものの存在を知ってハッとさせられた。
共感ニューロンは酷い目にあっている人を見た時に自分のことのように感じる神経らしい。逆にこの神経は、裏切りものに対しては働かない。というか、むしろ快感に近い作用が働くようだ。
自分は死刑に賛成の人が以前から理解できなかった。人が殺されることがなぜ許されるのかと憤りを感じてしまう。
ただ、この神経のことを知って理解できた。死刑囚というのは社会の裏切りものだから、共感ニューロンは逆に作用するというわけだ。自分は死刑囚も社会の一部と考えているから死刑囚の側にも共感するというだけの話。
最近だと職務質問の話題もそう。警察を自由を制限する敵対的な権力だと捉えている私は、共感ニューロンが逆に作用する。警察を自分達を守ってくれるヒーローだと捉えてる人は警察側に共感して協力的になる。
こういう問題に敏感な人達はある意味同種の共感ニューロンに支配されている人間だ。単に敵味方の認識が違うだけ。それだけなんだ。
敵を攻撃するのは気持ち良いという当たり前の事をいつ忘れてしまったの? 子供の頃からみんなやってるじゃん。みんな気持ちよくなる為に、敵味方を作って攻撃をしかける。それだけ...