若い頃、とある食品工場でライン作業の派遣アルバイトをしていた。
おばちゃん達は派遣バイトに「あなた、これやって、あなたはこれ。」とテキパキと指示を出していた。
僕は指示通りにキチンと仕事をした。
人手が足りない時は、自分の持ち場が終わったら積極的に「手伝えることありますか?」と聞いて作業を手伝った。同時に出来る場合はその旨を伝えてテキパキとこなした。
ある日、パートのおばちゃんの代表の人が他のおばちゃん達に話していた。
僕のことだと言うのはすぐにわかった。
すごい嬉しかった。
後にも先にもあのように褒められたことは一度もない。
今でもあの時のおばちゃんが言ってくれたシーンを思い出す。
自信喪失、自己否定なんか日常茶飯事、というか、恒常的に鬱気味である。
そんな時、ふとあのおばちゃんの言葉を思い出す時がある。
単純にいい話。頑張ろうと思いました!