まず自分より強いものに対する「怖い」、これが一般的な「恐怖」の意味するところだろう
猛獣に対する恐怖、権力に対する恐怖、カツアゲに対する恐怖、まあいろいろある
ところがもうひとつ、そうではない「怖い」が存在する
具体的に言うと、家でゴキブリやムカデが出てきた時だ
もちろん怖いっちゃ怖いのだろうが、差し迫った命の危機があるわけではなく、
例えば家で強盗に遭遇した時の恐怖とは本質的に異なる
ゲスな言い方をすると、本来格下と考えているものが自分の自由になることなく、
あろうことかこちらに危害を加えてくることに怯えながらもムカついている、とでも表すべきだろうか
言うなれば見下し型恐怖というものだ
女はこの両者を感情ではスパッと分けているはずなのに、悲鳴だけは同じ風に上げるから始末に負えん
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