2017-05-28

[]

レッドクイーンを読んだ。能力者たちが戦う下剋上ものファンタジーだった。要するに海外版ラノベですね。

なんか三部作らしくて、読み終わった一巻だけでは完結していない感じ。ただ一段落はしているので区切りとしてはいいのかなあって思う。

内容としては、いろいろと詰め込みすぎなきらいがあるかなあって気がした。あと、中盤から終盤にかけての主人公の心情にどうしても寄り添えなかった。

まあ最終ページを先にチラ見してしまたからってのもあるんだけど、妙にとある男性キャラクターにべったりしすぎてるんだよね。

訳者あとがきにもあったけれど、革命集団思想にどっぷりとつかってしまメアのありようがもどかしかった。

あと、中盤で中だるみが感じられたのもマイナス。序盤から能力開花までは怒涛の勢いで進んでいくんだけれど、そこから足踏みしてしまうのが勿体なかった。

読後感としては、やられっぱなしの主人公の姿が最後まで続くので、適役をぎゃふんといわせる続刊が待ち遠しくなる内容だった。

途中でイラストがぶっこまれているのにはビックりした。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん