2017-04-30

雑な比較

「最新テクノロジーフィクションへの導入」という観点作品ジャッジすると、SAO劇場版の方が『ひるね姫』より全然よかったと思うんだよな。『ひるね姫』のタブレットSNS関連の描写しろ、車の自動運転しろ、なんかこー、表層的というか。日経ビジネスIT特集とか一生懸命読んでる人の精一杯の想像力って感じ。

もともと俺、神山健治のそのへんへの取り組みって、攻殻SACの「笑い男」以降、まったく冴えてないと思ってるのだが。『東のエデン』で描かれたITベンチャーとかネット描写って、あの段階でかなり古かったわけで。

まあ、SAO現実フィクションの重ね合わせがとても魅力的だったのは、俺が東京住みで、どこもかしこ複数回行ったことのある場所だったことによるバイアスもあるのかもしれんけども。

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