昨年のこと、自称「キュレーションサイト」のwelqが炎上した。検索ワード「死にたい」でSEOをかけて集客していることが問題視されたのを皮切りにして、医療系の検索ワードで不確かな情報をばらまいていたのが明らかになったのが原因だ。
welq自体に問題があるのはもちろんのことだが、そういった悪質なサイトを野放しにしていたGoogleにも責任の一端はあるだろう。なにせ検索エンジンはGoogle一強なのだから。そのGoogleは炎上から遅れること数か月、ようやく重い腰を上げた。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: 日本語検索の品質向上にむけて
かくしてキュレーションサイトは息の根を止められた、NAVERまとめを除いては。そう、キュレーションサイトの走りであり、最大手でもあるNAVERまとめはGoogleの制裁をなぜか(なせだ⁉)免れたのだ。ライバルサイトが一掃されたおかげで、Googleの検索順位においてNAVERまとめはより強固なものとなった。
さあ「死にたい」でググってみてくれ。1位にはNAVERまとめがいる。これがGoogleの答えだ。誠実に書いたブログ記事よりも、テキトーにパクりまくったNAVERまとめの方が素晴らしいとGoogleは教えてくれている。さあみんな! NAVERまとめでゴミを量産するんだ! それをGoogleは喜んで拡散してくれるだろう。それがGoogleの選択したネットの在り方なのだから。
ほんとだねー。 2位いかを見ても、いがいと「死にたい」を狙ってるブロガーの多さに閉口した。。。 これって闇だな。。