留年して,モラハラ人間のいる学年を抜けた.モラハラ人間のいる部活もやめた.
抜けてやめて気づいた.モラハラ人間のいる集団は,知性のレベルが低くなる.複雑なものを理解する努力はしたくない,諸説ある状況は嫌でわかりやすい結論がほしい,自分にも原因があるとは考えたくなくて全て他者のせいにしたい,というのは人間の自然な欲望だ.だけど普段は向上心によってこれらの欲望を抑制している.
そこにモラハラ人間がすり寄ってくる.複雑なものなんか理解しなくて良い,「意味がわからない」の一言で拒絶して良い,悪いのは我々じゃなくてあいつらだ,とささやいてくれる.諸説を否定してわかりやすい一面的な結論を提供してくれる.人々はここに安心を得る.こうすることで,モラハラ人間はその集団から向上心・理解力・知性を追い払ってゆく.