2016-12-26

http://anond.hatelabo.jp/20161225092836

ある程度の名のあるミュージシャンになると、演奏が上手ということは当たり前で、その上に個性が乗ってくるのだけど

その個性がどのようなテクニックに結びついているかや、その人が好んで使う音階音色というものについての識別が出来るようになると、いろいろ面白くなると思います

ブクマ等でみんなが言っている「自分演奏するようになるとわかる」っていうのは、様々な特徴についての識別するための引き出しを増やすのに、自分でやってみるという事が一番効率が良いからでしょう。(自分もそう思う)

デザイン初心者向けの名著「ノンデザイナーズ・デザインブック」というの冒頭に「ジョシュアリー悟り」という文章があるのだけど

要約すると「ある日、本の中で見たジョシュアリーという特徴的な木を、その本で初めて見たと思ったのだけど、外に出たらそこらじゅうに生えてた。名前知ったか識別できるようになったのだ」

という話で、デザイン勉強する上で様々なテクニックについての名前を言えるようになると、それを意識してコントロール出来るようになるよ。という話。

https://books.google.co.jp/books?id=in4ADQAAQBAJ&lpg=PA11&ots=WYJ-c55Lin&dq=%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%82%9F%E3%82%8A&hl=ja&pg=PA11#v=onepage&q=%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%84%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%82%9F%E3%82%8A&f=false

というわけで、様々なテクニック音色音階についての特徴の引き出しを、「名称」として識別する事ができるようになると近道だと思いました。

ちなみに名前なんか知らなくても感覚で引き出しを作れる天才も稀にいます

記事への反応 -
  • 歌って上手い下手が分かりやすいし、人によって歌い方とか声質の違いがめちゃくちゃあるから「あぁこれはあの人が歌ってるな」と「この歌あの人っぽい歌い方してるな」とか分かる...

    • ある程度の名のあるミュージシャンになると、演奏が上手ということは当たり前で、その上に個性が乗ってくるのだけど その個性がどのようなテクニックに結びついているかや、その人...

    • ドラムはまずチューニングが違うんだよ 試しにジョン・ボーナムとスチュワート・コープランドを聞き比べよう 音も違えば手数も全然違う

      • Youtubeに公開されてる「誌上ドラムコンテスト」でグランプリ奏者を何人か見るだけで全然スタイル違うってことがわかるね。 個人的にスネアを左右一つずつチューニング変えて置いてる...

    • http://anond.hatelabo.jp/20161225092836 ピアソラによるEsqualo Astor Piazzolla - Escualo - YouTube リシャール・ガリアーノによる同曲 Escualo - (Astor Piazzolla) Richard Galliano and Sebastien Surel LIVE - YouTube とか。

    • ジャズのスタンダード演奏を聴き比べてみると良いと思う。

    • 楽器やるのが一番だと思うけど、とりあえずカバー曲聞きまくればなんとなくわかる。 https://youtu.be/TLV4_xaYynY https://youtu.be/1fMvW_FtALU https://youtu.be/ePvmDGlE8XA https://youtu.be/k5rahDJCIFA

    • これはみんなもそうでしょ。 自分の経験から照らし合わせて、その音(声)を出すのがどれだけ大変かどうかを判断できるかどうか。 カラオケとかで歌った経験が少なからず、歌の上手い...

    • 俺はフレーズの癖にそういうのを見出している いわゆる「手癖」ってやつで、プレーヤーによって よく使う音階、よく使う和音、よく使うリズム、よく使うエフェクト、 とかそういう...

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