2016-12-04

主人公のこともヒロインと云うのを最近知った。

主人公相棒存在、作中で活躍する女性のことをヒロインというのは知っていたけれども、女主人公のこともヒロインっていうんだね。

主人公のことをヒーロー(hero)ということがあって、それの女性形がヒロイン(heroine)だからってことなんだなあ。

まり意味合いとしては対象が男か女かというだけの差の筈なんだけれど、現代ヒロインという言葉の主な使われ方が、ヒーローとは大きく異なるのは興味深い。


他の国がどうかは知らないけれど、日本だと

・男主人公のことをヒーローとはまずいわれないし、ヒロインともほとんどいわれない。

・女主人公のことをヒーローとはまずいわれないし、ヒロインともほとんどいわれない。

主人公相棒存在、作中で活躍する男性ヒーローとはまずいわれない。

主人公相棒存在、作中で活躍する女性ヒーローとはまずいわない。「ヒロイン」といわれる。


ここから見えてくるのは、つまりヒーロー女性形としてのヒロインだったのだけれども、ヒーローが男主人公的な意味合いで用いられることが少なかった。

もっぱらヒーローってのは作中での役職意味合いで使われることが多くて、その場合は女もヒーローって呼ばれる。

なので、女主人公のこともヒロインはいわれることが少なく、用法として別の意味が台頭したってことなのかな。

経緯も歴史も知らないから、完全な憶測だけど。

ヒーローヒロインなんてことはなく、今じゃ完全に分離しているんだねえ。

  • レスリングで吉田を破った選手が「彼女は私のヒーローだったので、うれしい」ってたよ

    • 元記事に書かれた、「女もヒーローって呼ばれる」の例だね。 つまり、フィクションに限らず女のヒーローはヒロインとはいわないってことかあ。

  • レスリングで吉田を破った選手が「彼女は私のヒーローだったので、うれしい」ってたよ

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