2016-11-27

人を褒めたいという欲求

この前、人生で初めて推薦状というやつを書いてもらった。

下書きを自分で書くとき自分長所アピールできるところを探すのにとっても苦労した。上司が加筆修正した、封をする前の清書を見せてもらったら感動した。

まず内容が並からシマシくらいになっていた、そして歯が浮くような褒め言葉がビッシリと詰められていた。そしてどこか褒めちぎっているのにウソっぽくなく品を感じさせる言葉使いに胸を打たれた。

もちろん、推薦状の内容を真に受けてはイケないことは心得ているが、自分の心はこの推薦状で良い意味で絶大なショックを受けた。人を貶め、詰り、批判する。そんな言葉は幾らでも自分の中から出てくる。なんなら、会社悪口をここに1万字書いても良いくらいだ。それなのに、自分を褒めるたかだか600字の文章を書く語彙を欠いている自分のアタマに幻滅した。そして、これから自分他人も褒めようと心に誓った。褒められて嬉しかたから。

自分はこれまで褒められた経験が少ないから、褒める言葉も知らないんだろう。それでも誰かを褒めたい、そういう気持ち自然と湧いてきた。褒める言葉を知りたい、もっとポジティブな部分を描写する言葉を知りたい。

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