2016-10-31

靴磨きに関するメモ書き

シューケアの要素

ググると革の栄養だの呼吸だの疲労だのエセ科学っぽい言葉が沢山並んでいるが大別すると革靴に塗るものは5種類。

油脂保革油とも。革を柔らかくし、水分を保つ。塗りすぎると細かなひび割れの原因になるらしい。

水分:油を塗っていればあまり気にする必要は無い。

顔料:色を付ける。黒なら黒を使うが、茶色など他の色の場合は革の色よりも少し薄目のモノを使う。

蜜蝋:革の表面に蝋で保護膜を作り、革本体保護する。もしくは革の表面のでこぼこを蝋で埋め、なだらかにすることで鏡面磨きや傷の補修を行う。

防水:フッ素もしくはシリコン。表面に膜を作って水をはじく。

実際に販売されている商品

それらの要素を複合した商品を革に塗る。

オイル:ミンクオイルなど。油そのものだが、ワセリンを多く含んでいるらしい。

油性ワックス:油と顔料と蝋。缶に入っており固形

乳化性クリーム:油と顔料油性ワックスより水気がある。絵の具のよう。

デリケートクリーム:乳化性クリームより水分が多く、蝋が少ない、もしくは全く含まない。その名の通りデリケートな革に剥いている。

防水スプレー最後に吹きかけると表面に防水膜を作る。

リムーバーシャンプー:古い油分や汚れを取り除く。

保革と靴磨き

保革

革の状態を保つ保革は油分と水分のコントロールだけでOK

まりオイル、乳化性クリームデリケートクリームを塗るだけで良い

使用によって汚れが付着したり、油が劣化すると皮を痛めるので半年に一回くらいはリムーバーシャンプー掃除する。

靴磨き

保革をした上で、その上に顔料で色を載せたりワックスで光らせる。

多少の傷ならクリームワックスで塞ぐことが出来るが、修復では無く「埋める」ものである

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