ググると革の栄養だの呼吸だの疲労だのエセ科学っぽい言葉が沢山並んでいるが大別すると革靴に塗るものは5種類。
油脂:保革油とも。革を柔らかくし、水分を保つ。塗りすぎると細かなひび割れの原因になるらしい。
顔料:色を付ける。黒なら黒を使うが、茶色など他の色の場合は革の色よりも少し薄目のモノを使う。
蜜蝋:革の表面に蝋で保護膜を作り、革本体を保護する。もしくは革の表面のでこぼこを蝋で埋め、なだらかにすることで鏡面磨きや傷の補修を行う。
それらの要素を複合した商品を革に塗る。
オイル:ミンクオイルなど。油そのものだが、ワセリンを多く含んでいるらしい。
乳化性クリーム:油と顔料。油性ワックスより水気がある。絵の具のよう。
デリケートクリーム:乳化性クリームより水分が多く、蝋が少ない、もしくは全く含まない。その名の通りデリケートな革に剥いている。
つまりオイル、乳化性クリーム、デリケートクリームを塗るだけで良い
使用によって汚れが付着したり、油が劣化すると皮を痛めるので半年に一回くらいはリムーバーやシャンプーで掃除する。