東京駅を通過する度、撮影中、ゴジラのてっぺんから落ちて死んだ兄のことを思い出します。
兄は生物工学の大学院を出たばかりの研究者でした。新しいゴジラを作るため、アルバイトとして撮影現場に入っていたらしいです。
ゴジラの皮膚細胞の状態を確認するため、ゴジラの頭の上にいました。その時、突然、ゴジラが動き出したのです。
兄は転落し、安全ベルトくくりつけていたクレーンごとゴジラに倒され、転落死。
無念の死でした。他にも崩壊するビルから逃げ遅れて死んだ人が何人かいるそうです。
あの映画を見たなら、人々に娯楽を提供するため、命を落とした人たちのことを、少しでもいいので思い出して下さい。
全体的に作り甘すぎない? なぜ撮影中に細胞確認すんの? なぜ細胞採取者が完全に頭に乗るの? クレーンが無意味だ