遺伝により体から悪臭を放出してしまうというだけで悪人にされてしまう悲しい存在それがワキガ。
夏場なら誰しも多少は汗臭いのにそれが一切許されず、処理しようにもいくらスプレーをしても無意味であり、デオナチュレやラヴィリンを使用するも夏場の汗の勢いによって少しずつ臭いが出てきしまう誰も止められぬ歩く公害それがワキガ。
手術によってアポクリン汗腺を取った所で今度は足や首筋から臭いが漏れだすという呪われた血族それがワキガ。
なぜ神はこんなにも悲しい存在を生み出したのか。
ただ生きるだけで人から蔑まれるその姿は手術前のアルジャーノン、いや彼には人も優しさを向けるがワキガが言われる言葉はただ一つ「風呂にはいれ」だけ、しかし本人は普通に毎日風呂に入っておりこれ以上入れば肌が痛みかえって臭いが悪化する生きることすら許されぬものそれがワキガ。
どうしてこんな連中が生存競争を生き延びたのか今となっては理解できないが、それでもワキガは今日も生きづらい世界を生きているのです。
アジア以外の国に旅行するのがお勧め。地元に基づいた旅が出来ると何かがひっくり返るかもね