きっかけは友人との話のなかで「殺人は血族間のほうが多いんだよ」という話をされたから。
見ず知らずの人にいきなりブッ刺されて殺されるというのより、血族、ようするに親戚関係のいざこざで殺しに発展するほうが多い。
同じ血が流れているからわかってくれるだろうという期待が根底にあるらしい。
ちょっと離れた親戚とかハトコくらいの人でも、顔は違うけどやっぱり似通ってる。
うちはみんな背が低くてずんぐりした体格の人ばかりだ。血液型もだいたい一緒。
これが逆にひょろりと長身痩躯な親族が集まるところもあるだろうなと思う。
父方の親族はみんな同じ顔してる。笑ってしまうくらい同じ顔してる。
いつだったか友人と話していて、その人はおじいさんがアル中でお父さんはそれが原因でとてつもない苦労をしたらしい、という話を聞かされた。
だけど彼の家へ行ったら、おどろくほどの量の空の酒瓶が床を埋め尽くしていた。
彼は「僕はアル中じゃない」ときっぱり言っていた。(ほんとかよ)
親がアル中ですごく嫌だったと話す人が、タバコが片時も手放せなくてひっきりなしにタバコを吸っていて
あんたお父さんと一緒じゃんと思ったこともある。
一方ですごい一族もいる。全部の人がすごい立派、というか。
社会的地位が高い一族の話とかも聞いた事がある。医師ばっかりの家系とかね。
あ〜、こんなかんじ〜ってなる。
だから殺し合いに発展しちゃうような親族って、なんだかんだ言って気性荒い人が寄り集まってるんだと思う
くわばらくわばら
終わり。
根本的に、殺したいほど嫌いな人は他人なら縁を切ればいいが 身内は縁を切りたくても切れない そのため殺人が発生する