彼女はテレビっ子なもんで、家にいるときには朝からめざましテレビととくダネ!とノンストップを見ている。
本日のノンストップは議員の不倫とKABAちゃんという性同一性障害タレントの整形が話題だった。
コメンテーターが不倫議員の事をブサイクになったと言っていたこと。
元々は上の中くらいの見た目が下になったと言っていた。いくら議員が不倫していたとは言え、人の見た目を勝手に点数化してブサイクになっただの下だのと貶すのは品がなさすぎるのでは無いだろうか。
彼が責められるべきは育児休暇を取って不倫していたという事であって、見た目ではないはず。
行いが悪ければ、その人の見た目まで公の場で貶してもいいのだろうか。
性同一性障害のタレントが整形したという話題のときに、コメンテーターが「これ以上整形したらいけない」とか、「ガタイがゴツい」とか、「整形しても何も変わっていない」という言葉が飛び交っていたこと。
彼女は自身の障害を乗り越えるために女性的な顔貌を手に入れようとしているわけで、彼女の風貌の男性的な部分やコンプレックスをイジって笑いに変えているのは見ていて不愉快だった。
元々ワイドショーなんかに品性は求めていないけれど、流石に酷すぎると思ったし、こんなのを面白がって見ている視聴者や彼女は何も疑問を抱かないのかと不思議だった。