ネタばれをしないように書く。
オデッセイという映画を見てきた。火星で独りぼっちで生き延びようとする映画である。
前から気になっていたのだけど、そこまで見たいわけでもなかった。
けれど、鉄腕ダッシュだ!と騒がれていたのが気になったのでわざわざ映画館に足を運んだ。
見た感想としては、おもしろかった。色々気になる点はあったけどまぁメンズデーで安くなっていたし満足はしている。
けれど、あれは火星版鉄腕ダッシュじゃない。そこだけは言いたい。
確かに、オデッセイの主人公は農業をしていた。詳しくはネタバレになるから書かないけれど、TOKIOならこれくらいは考えそうだなと思う部分もあった。
しかし、それは映画のほんの一部である。ほかの部分はTOKIOっぽくない科学的な技術だった。
TOKIOが鉄腕ダッシュでやっていることって、色んな第一次産業のひとから様々な技術を学び、それを生かすということだと思う。
それは、どちらかというと生活の中から学ぶ「智」恵のようなもので、だからこそウケていたのだと私は思う。
一方、オデッセイでやっていたことはあくまで学術的な「知」恵を生かしていたように思う。
例えば、水をつくるために化学的なアプローチを行うのだけれど、そういった方法はTOKIOはできないのではないかと思う。
できたとしても、それは生活の中で学びとったものを生かすという方法でしかできない。