その女性には同棲している彼氏がいて、かつ結婚も決まっていることが判明したのだ。
結局、抱えていた自分の思いを伝えることはなかった。
よくよく考えれば私がいいなって思うってことはライバルはいっぱいいたわけだ。
出会うのが遅すぎたのかもしれない。
単に運命の人ではなかった、ということだ。
1回目は付き合っていた彼女に振られた。
そのときはしばらく泣き続けていた。1週間ぐらい毎晩泣いていた。
思い出の品は全て焼却処分した。それぐらい辛かった。
しかしながら今回はえらく冷静であった。
当然、思いを伝えられなかったのは悔しいとは感じる。
でも、自分にはとても手が届かないような宝石だったのかもしれない。
だからすんなり割り切れた。
その女性が、結ばれる男性と幸せになれることを願う余裕もあるのだ。