2015-10-12

最近茶道業界

最近って言ってもここ数百年の話だけど、変じゃない?「貧粗・不足のなかに心の充足をみいだそう(wiki)」っていう、中世日本で編み出された侘び寂びは、現代にも通じる普遍的思想なのはわかるよ。自然と季節を取り入れて、飾らず、一期一会気持ちでもてなしましょう、というのも、すばらしい。

でも、お茶世界って、道具大事すぎじゃない?「この道具は中国の清の時代でうんたらかんたら〜」「室町将軍家が代々伝えてきたうんたらかんたら〜」みたいな、それって侘びや寂びと関係なくない?舶来品とか室町将軍伝来とか、どこが貧相?いや、それは芸術性を見ているんだっていうのなら、だったらなんでそんなに箱の裏書とかを大事にするわけよ。茶席で裏書を客に見せるわけじゃないだろうに。

もっとよくわからないのは、現代のお免状制度ね。金払って免状貰わないと教えられないとか。貧相や不足を本質に持つ思想を教えるための免状を、大金で買うって、それって免罪符も真っ青な価値の転倒じゃない?ニーチェもびっくりだわ。

そのへんどうなの?茶道会に詳しい人。

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