2015-10-05

大村智のイベルクチンとは

ベルクチンというのは平たく言えば最強の虫下し

飲んで安全虫下しというのは、実はすごく開発の難度が高い。

例えば、抗生物質の開発というのは、細菌には毒性があって、ヒトや動物には毒性がない物質を探す作業。

細菌とヒトは、生物としての仕組みがかなり遠いので、そういう物質を開発することは楽ではないがけっこう見つかる。

抗生物質比較安全で、絶大な効目。

種類によっては飲み続けるといろいろ副作用があるという程度。

でも、寄生虫哺乳類の違いは、大腸菌哺乳類の違いに比べるとすごくすごく近い。

ヒトと大腸菌に比べたら、ヒトと単細胞生物アメーバでさえ、代謝の仕組みは相当似てると言っていい。

マラリアの薬がすごく副作用が大きいというのは、そういうこと。

まして、寄生虫に毒性がある物質は、まずまず間違いなくヒトや動物に毒性がある。

例えば殺虫剤など飲もうものなら、一発で胃洗浄。

そんで、このイベルクチンマジで奇跡

飲むだけ。ちょっと多めに飲んでも副作用がでない。

回虫とかぎょう虫とか、ああいう細い糸みたいな虫どもだけ皆殺し。

ウネウネ系の虫だけじゃなくて、ダニまで殺す。

でもヒトには安全

奇跡だろ?俺もそう思う。

で、オンコセルカ症というのは、そういうウネウネ系の虫が目に入って失明させる病気

ウネウネ系の虫の病気というのは、胃や腸だけじゃなくて、変なところに入り込む連中がいて、たとえばリンパ管をつまらせて強烈にむくむ、巨大なチンコになる病気なんてものもある。

大好きな浮世絵からバンクロフト糸状虫に感染して巨大なチンコになった絵を紹介

http://livedoor.blogimg.jp/henky/imgs/9/f/9f3b956a.jpg

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