例えば、抗生物質の開発というのは、細菌には毒性があって、ヒトや動物には毒性がない物質を探す作業。
細菌とヒトは、生物としての仕組みがかなり遠いので、そういう物質を開発することは楽ではないがけっこう見つかる。
種類によっては飲み続けるといろいろ副作用があるという程度。
でも、寄生虫と哺乳類の違いは、大腸菌と哺乳類の違いに比べるとすごくすごく近い。
ヒトと大腸菌に比べたら、ヒトと単細胞生物のアメーバでさえ、代謝の仕組みは相当似てると言っていい。
マラリアの薬がすごく副作用が大きいというのは、そういうこと。
まして、寄生虫に毒性がある物質は、まずまず間違いなくヒトや動物に毒性がある。
回虫とかぎょう虫とか、ああいう細い糸みたいな虫どもだけ皆殺し。
ウネウネ系の虫だけじゃなくて、ダニまで殺す。
でもヒトには安全。
奇跡だろ?俺もそう思う。
で、オンコセルカ症というのは、そういうウネウネ系の虫が目に入って失明させる病気。
ウネウネ系の虫の病気というのは、胃や腸だけじゃなくて、変なところに入り込む連中がいて、たとえばリンパ管をつまらせて強烈にむくむ、巨大なチンコになる病気なんてものもある。
とても面白かった。 ちょっと話逸れて悪いけど 例えば、抗生物質の開発というのは、細菌には毒性があって、ヒトや動物には毒性がない物質を探す作業。 ウイルスって言うのはまた...
抗生物質って本来的な意味では抗ウイルス薬も含むんだけど今ではほとんど抗細菌薬の意味で使われる。
イベルメクチンがイケメンチンチンに見えた anond:20151005234334
長い3行で。 普通の虫下しは、虫を殺す性質上まったく副作用なしとかありえないんだけど、 イベルメクチンは副作用まったくなくて、飲み過ぎても問題ない。 ゆえに奇跡
イベルメクチンは、脳関門の機能が弱い犬種には副作用ありますよ。
虫を殺す性質上、のあたり行間を読ませすぎ。