ダサピンクの話。
私女だけどピンク好きじゃないんだよね、なぜなら、みたいなことを書こうとしてたんだけど、よくよく考えてみたら、べつに色としてのピンクは嫌いじゃないことに気づいた。
もちろんピンクったって色々あるんだけど。
だけど自分の持ち物にはほとんどピンクのものはない。服もそう。
服とか化粧品はまあ、色として似合わないってのがあるんだけど、それ以外のものでも、たとえ嫌いじゃないピンクでも、よっぽどの理由がないと選ぶ気にはならない。
唯一持ってるピンクのものはPSPで、これは他の色がギラギラした赤とギラギラした青と指紋が目立ちそうなてかてかの黒だったので完全に消去法で一番おとなしく見えたピンクにした。
二十代後半くらいから、普段使うものにピンクって無難さが足りないし他のものとも合わせづらいし、子供っぽいイメージあるしで避けるようになったんだよなー。
だから、「女性は色としてピンクが一番好き」ってのは間違ってないとしても、スマホとかカメラとか自動車とかそういうものについて、どういう色がいいと思いますか?ってなると答えが違ってくる可能性は結構高いんじゃなかろうか。
というか、これべつに女性だけの話じゃなくて、一番好きな色はあったとして、その色のものを日常的に使いたいかっていうとそうでもないってのは割とある話なんじゃないかと思うんだけど。
そういうのを考えないでピンクにしとけばいいだろってのが問題なんじゃなかろうか。
というか、もうちょっと大枠で言うと、「ターゲット客を舐めてるだろ」って話であって、べつに女性とかピンクとかに関係なくいろんなところでよく観測されてるよね、ダサ実写映画化とか(ダサじゃすまないレベルのことが多いけど……)、と思う。