1. 括弧の省略
PHPにおいてはif文やwhile文において、1行であれば括弧を省略することができます。
<?php if (...) hoge(); while(...) hoge();
これは、保守性・管理性を上げたいのであればやってはいけません。括弧がつくことで視認性が下がることなどありません。むしろインデントに騙されてしまい、ミスが増えます。例えば下の例です。
<?php $a=0; $b=0; while ($a < 10) $a++; $b++;
さて、このとき $a はいくつですか? $b はいくつですか?
答えは $a が 10、 $b は 1 です。$b は while のスコープにはないので、ループしません。
括弧でくくられていればこのようなミスを防げます。括弧はきちんと書きましょう。
2. 三項演算子
ネストしすぎると可読性が損なわれるため注意が必要ですが、うまく使うとスマートに書けます。うまく活用しましょう。
3. switch文
条件分岐が多い時にうまく使いましょう。
ただし if 文で素直に書いた方が速度は速いという噂もあります。
実用上の違いはほとんどありませんので、チームの方針に従いましょう。
4. ループ文
PHP にはループ制御構文が用意されています。主に下記の3つを用途にあわせてうまく使い分けましょう。他にもループに関する構文や関数はありますが、基本的には下記で事足りるでしょう。
主に回数でループさせたい場合は for 文を利用するといいでしょう。
<?php for ($i=0; $i<10; $i++) { //