今後こういう問題が起こったときに、いわゆるフェミニストに擁護されたら芸術、成人向け漫画を創作する男性向け作家に擁護されたらポルノ、ってなるのがすごく怖い。
性差別表現規制のときに目立ったのは男性作家で、そのときに北原みのりさんたちが背後からバンバン撃ってきてすごく心が痛かったのだけれど、そのために今回の逮捕劇について男性VS女性、という対立軸ができているのが非常に残念。
その流れはこのまとめ(http://togetter.com/li/693964)に非常にうまくまとまっている。
わたしは女性で、各種フェミ的主張にも賛同だし、今回の逮捕にも反対だけど、同時に表現規制にも反対だったし、男性向けポルノやオナホも好きだ(だからこそアダルトグッズ業界に関わる北原みのりさんには期待をしていたし、その分大きく失望している)。こういう立場を表明するとどちらの側からも「お前は何もわかっていない」と言われそうで怖いけれど、わたしと同じような考えの人も本当はたくさんいると思う、思うし、本当は何も矛盾していないと思う。
極論を主張する仮想的を作って撃ち合うのは戦争にしかならないし全くもって非生産的だ、だからこそ北原みのりさんらがズレた主張をするのは、今回の問題を解決するのには一切役立っていない、むしろ本来ならば一緒に戦ってくれる人たちの反感をあおるだけの行為だと思うし、本当に残念。
「じゃあどうしたらいいの?」って言われたら自分の中でもうまく答えが出ていないから、今後もいろんな人の意見を見て考えます。