2014-07-08

道具を嫌ったら道具を好きな人に嫌われる話

http://anond.hatelabo.jp/20140708201612

SNSは道具だ。

昔は無かった道具で、今は大多数の人がなんかしかツールを使っている、普及度の高いカルチャー

その道具をどう使うかは自由だし、どう思うかも自由。

だけど、どんな世代のどの人も、自分楽しいと思って使っている道具をけなされたら、反発のひとつもしたくなる。

かたくなに携帯電話を持たないお母さんとか。

かたくなにパソコンを使わないお父さんとか。

電子音を「ピコピコ」と侮蔑するおじいちゃんとか。

年賀はがき宛名プリントすると「心がこもっていない」と説教してくるおばあちゃんとか。

自分理解できない文化を「嫌い」というくくりで対処するから、それを使っている人たちの反発がある。

コミュニケーションのとり方が下手なのは道具を使いこなせない側「にも」あるのかもしれない、という視点は常に必要だと思う。

SNS生活の道具として使う人の目線に立ってみよう。彼らはSNSで連絡が取れていれば「友達」だと思う文化がある。逆にSNSで見かけなくなった人を「最近疎遠だな」と思うようになる。

それがいいか悪いかを判断するのは難しい。だから自分を振り返ろう。

友達を失いたくなかったら、自分から電話すればいい。今度会おうよ、でも、最近どうよ、でも、なんでもいいじゃない。

「えー、会うとか面倒ー」「電話してくるなんて常識知らず」「そういうのはSNSで連絡してよ」

と言われたら、そのとき初めて「そういう使い方する人は嫌い」といえばいいんじゃない

うまい下手は別にして、それがコミュニケーションだと思う。

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