2014-06-26

数日実家に帰る。

やはりというかなんというか、たった数日の事なのにどっと疲れた

話が通じない。

最近ではもはや異文化交流のつもりで接している。(これは地元友達に対してもだ)

私にとって彼らは、極端に言ってしまえば(経験上、ある程度の予想と推測は立てられるものの)異星人のようなもの

例えばなにかお祝いの品を贈る時、私自身がきちんと選んだものに対する反応は「普通はこんなものは贈らない」というものだ。

私のセンスに問題があるのかも知れないが、その時私が選んだものは、極力リスク排除した無難もののつもりだったので驚いた。

異文化交流だと考えるようになってからは、地元の物事に関わる時は、事前に「最低限守らなければならない事」をこちらから確認するようにしている。

が、それでも。「普通はこんなことはしない」が思いもよらないところから飛んでくる。

事前に守るルールを確認していても、その外から飛んでくるのだ。

そう、最大の齟齬は、私は一連のやりとりを異文化交流だと考えているが、あちらは異文化交流だとは露程も思っていないということだ。

彼らにとっては異文化とは常に外からやってくるよそ者がもたらすもので、自分たちの内側から生まれたものが(例え一度外に出たとしても)その根本異文化を持っているとは考えもしないのだ。

説明もしなければ明文化もされないところに大量の暗黙の了解や「常識」がある。

私もそれを知ろうと努力をし、結局は叶わなかったから親元を離れ、地元を出たのだった。

自分の親や昔の同級生に対してこんなことを思ってしまうのは、すこし寂しい。

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