大したこっちゃねえが、長い事この稼業で食ってるけど昨日のは流石に初めてだったのでまた書く。
50後半~60過ぎくらいの老婦人。
「(またかよ戌の日過ぎたってのにやけに多いな)ではご住所からお願いします…はい。それではご家族のお名前を」
「〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇男」
「…はい」
不意打ち。長い事祈願受付やってるがさすがにこの奇襲は初めてだったのでちょっと笑いかけた。危ねえ。
「…すみません、奥様」
「あ、息子じゃなくて、息子の嫁です……〇〇〇子」
「はい(家族構成からすると初孫ってとこかねえ)それでは予定日を…」
ま、実母からすれば「もうすぐ息子に子が生まれる!」って気持ちなんだろうな。
でも息子が安産するわけじゃねえから。恐らく初孫だろうが落ち着け。
それと同様に、とても多いのが、以下のような申し出。
こちらは本当に多くて、何度も耳にした。
「〇〇〇〇、〇〇〇〇、〇〇〇太(全部苗字同じ)」
「はい」
「…あと、〇〇〇太が息子なんですけど、子宝祈願をお願いします」
で嫁の名前言わないと。
いや、このままだと情報足りなくて、息子が妊娠するように祈願するしかねえんだけど…。やだよそんな人類未踏の試みへの挑戦。
あるいは、若い夫婦が二人連れでやってきて、二人の名前を告げてから、にこやかになごやかに、旦那の名前で子宝祈願をお願いする場合もある。
いや妊娠する奴違うだろと。
お前が孕めよと。
お 前 ら そ ん な に 息 子 や 旦 那 を 妊 娠 さ せ た り 安 産 さ せ た り し た い の か
と。
まあ平和って事か。
余計な予防線はるなクズ 特定されたら押しかけんぞゴラ
何言ってんだこいつ
平和なんじゃなくて、それだけ「嫁」と言うものが蔑ろにされているという現れだと思うが。 とマジレスしちゃいけないんだろうな