http://horikawad.hatenadiary.com/entry/2014/04/08/002241
博士論文からのテラトーマ画像の使い回しは、一つ一つの画像を取り違えたものではなく、ページそのものをスキャンして複数の画像を丸ごとコピーした可能性が極めて高い。
少なくとも学位論文をスキャンして、その画像を使ったわけじゃない。
学位論文でも使われたであろう、そのベースとなっている画像が使われているのだ。
Aという画像があって、学位論文ではA'として載せて、NatureではA''として載せている。
A'=A'' ではない。
A=A'' は可能性としてはありえる。
つまり学位論文の画像をスキャンしてそのまま使ってるとは言い切れない。
むしろその可能性はかなり低い。
http://www.youtube.com/watch?v=7TBeRkVTK1c
画像に記載されている文字が学位論文とNatureのとでは異なっている。
調査委は「学位論文そのもの、とは断定できず、学位論文に関連したなんらかの図からこれがnature用に使われた」
と報告している。
■ほんとに故意があったとは必ずしも言えない理由
データ管理があまりにもずさんと言われているので、故意ではない、という可能性は十分ありえる。
また、その画像が学位論文で使っていたことが分かった途端、早稲田とNatureに彼女は問い合わせている。
「学位論文で使った画像をNatureに載せていいですか?」と。
※学位論文の画像をNatureの論文に載せる場合、早稲田とNatureの両方の許可が必要
「学位論文に載せた画像を無断で使ってしまった」ということが悪いことだと思い、
その問い合わせをしていると思われる。そうでなければ、そんな問い合わせはしない。
・条件が違う画像を載せている
という点を気付いていたとは必ずしも言えない。