貧しい考え方だと受け取った方には先にごめんなさい。
もちろん、贈り手・受け手双方に感動的な「そうそう、そうか!それそれ!」感があれば、人生の歴史の1ページに刻まれる感動的な出来事として、それこそ胸の奥に大切に温めておくことになると思う。でも私の拙い人生経験から見てそういうケースが少ないと思ったので、要するに愚痴らせてください。
ある日、呼びだされて香水をいただいた。たぶんブランドものなのだろう。
誰にでも配っているということだったので、これは執念がない分笑ってお礼を言えた。
会うたびに本をくれる/貸していただける元先輩がいる。
こちらがリクエストしていないのに、「好きそうだから」と言って、前のものも返してないのにどんどん貸してくださる。こちらの趣味を訊かれる。そして会うたびに感想を求められる。そのうち感想を求められると思うと気が重くなってきた。
なおその先輩にどうして貸してくれるのか訊いたところ「反応が見たいから」と言っていた。本人が読んでるかどうかちょっと怪しい。疲れるけど先輩だもんな。
服をくれる元先輩がいる。干支一回り上の大先輩。
似合うと思ってウキウキで持ってきたとのことで、ご自身のお洋服をクリーニングまでかけていただいた。「ありがとうございます」しか言えなかった。
しかし申し訳ないけども、絶望的に似合わない。サイズがおかしい。悲しいことに収納に余裕がないので結局捨てた。置き場所が本当に無かったのだ。
また、別の方で、立派な(サイズ3cm違いの)靴をくれた方がいた。大変重たい靴で、わざわざ持ってくるのも大変だっだろう。紙袋に入れて帰り道に雨に打たれて紙袋が抜けた。私は両手で持って帰り、収納に困り1年後捨てた。
この方は「あの靴どうしてる?」などと言わない方なので助かった。
嫌いじゃないけど理解できない人たち。
この人たちの行動原理、どんな感じなのかなあと思う。