2013-11-17

日記

ブログを読んでいて思い出したこと。

以前、私は、実家から遠距離通勤をしていた。

自宅→自分ちの車→鉄道会社鉄道路線バス(もしくは自分ちの車)→自宅

仕事が定時で終わり、寄り道せず電車に乗っても、家からの最寄り駅から路線バスは最終。

最終を逃したらタクシー。2000円ぐらい。

最終バスを逃してしまいそうなときは(実家に)連絡して、駅まで車で迎えに来てもらうことも多かった。

その日は、ひどい土砂降りで、私は、最終バスに間に合っていた。

バスを降りようとすると、バス停の近くに黒っぽい車がいるのが見える。

まさかこんなところまで?と背筋が寒くなった。

バスを降りると傘をささないまま、バスの車体で黒っぽい車から見えないようにすばやく動いた。

バスが出発したと同時にしゃがみ、次に伏せた。伏せて田んぼの土手のところまでほふく前進した。

ストッキングが破けた感じがする。構うもんか。でも靴が脱げてどこかにいっちゃったらイタい。靴はあんまり持ってないし。

(中略)

その黒っぽい車は、あまりの土砂降りに心配した実家の車だった。

家人は、バスが止まって確かに誰かが降りてきたようだし、だとすれば私のはずなのに、誰も居なかったと怪訝がっていた。

ストッキングは脱いで小さく丸めていたので変な破け方をしているのには気がつかなかったようだ。

スカートの裾が変な具合なのは土砂降りのせいだろうと思ったと思う。

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