部下との信頼感を高めるには「飲みニケーションが大事だ」と上司が言う。
酒を飲めばそれだけで信頼感が深まるか? 否、断じて違う!
もともと仕事の上での信頼感があるからこそ、たまに会社の飲み会でコミュニケーションが深まるのだ。
業務で信用していないのに、飲み会をしたところで余計に白けるだけ。
それでは、仕事の上での部下から信頼される上司の行動とはなにか。
・自分の失敗を部下や他人のせいにしない。
・やりかけた仕事はきちんと最後まで面倒を見る。でかいプロジェクトなど花火だけ打ち上げといて
上役にアピールし、細かいこと面倒くさいことは部下や他人に丸投げという態度は、とっくに見透か
されていますよ。
この打ち上げ花火タイプはさっさと次のプロジェクトへ異動していく。
火をつけて放置するので放火魔とも呼ばれる。あとに残された人たちは消火が大変。
まずいことに、上司へのアピールと飲みニケーションだけで仕事をしているタイプでも
それなりに昇進していたりする。ただし一将功成りて万骨枯れることが日常茶飯事で、
彼がきた道は焼け跡のようにぺんぺん草も生えないということになりうる。
要するに何が言いたいかというと、上司も仕事の上でやるべき役割を果たし、部下からの信頼を勝ち得た
上で飲み会をするのがいい。しかし、仕事はテキトーなのに飲み会の時だけエラソーに説教されても
なにも響かないということだよ。
実際に自分の意図を伝えようとした結果、わかったことは 正論のようなものを振りかざしても、仕事ができない上司には なにも響かないということだよ。