話す機会がある。
それはそれで良い経験ではある。
それなりの立場がおありなので、大抵は表面的な交流になりがちである。
聞き役にまわり、自分より優れた概念をお持ちではないか、と探れれば合格。
最新の知識
それを取り扱う場合の注意深さ
自分の優秀さへの自覚
COI(利害の衝突)への注意
近い未来
遠い未来
それらを考え抜いてなお結論の出ない迷い
それでもウィットに包み込む心の余裕
の、ような事を
具体的に引き出そうと会話をする。
傑出した人物だ、と思う人はかなりの数おられる、本当に。
しかし社会の中で有効にその優秀さが機能しているかと言うとそうでもありません。
もちろん個々としては世間で名医と周知されている方々の中にもそういう医師がおりますが、
全医療界で応援するという事には至っていない事が多いのは残念かもしれない。