2013-05-28

女王様楽器関係

楽器王様ピアノなら、楽器女王ヴァイオリンと、昔から言われてきた。

しか楽器女王なら、弾く方だって女王様だったりする。

即ち幼少の頃から人生の一部としてヴァイオリンに打ち込んでいる人は、プロアマわず我侭キャラなのだ

少なくとも自分も含め、知り合いのヴァイオリン弾きは全員そうだ。


具体例を出そう。

例えば合奏練習で自分以外の奏者の音程について指摘する時。

ヴァイオリン奏者だったら最大限丁寧な言い方でも「そこ音程悪いですね」と大概に横柄だし、相手が目下だと「音全然違うじゃん何調だよ」となり、挙句ちょっとそれ何とかしてくれる?」と非難混じりがデフォだったり。

これがヴィオラだったら「んと・・・ちょっとそこの音程・・・」と非常に控え目だし、チェロだったら「そこの音程、確認のためにもう一回やろっか」と実にフレンドリーだったりするのだが、こういう対応ヴァイオリン弾きにはまず期待できない。

全くもって「お前何様のつもりだよ」と思われても仕方ない態度だが、そう反発されても「ヴァイオリニスト様ですが何か?」と平然と言ってのけるのがヴァイオリン弾きなのだ

もちろん、その台詞の裏に込められた「だってキミ下手なんだもん」というメッセージを隠すそぶりは皆無である


というわけで、何事も一番じゃないと気が済まないエエカッコしい人間に付き合う方は本当にお気の毒様という感じだが、なんでこうもヴァイオリン弾く人ばっかりが横柄になるのだろうか。

楽器人格を変えてしまうのか、元々そういう性格人間じゃないと投げ出さずに続けられない楽器なのか・・・謎だ。

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