2013-05-27

時間の流れに埋もれている「非モテ」議論

 少なくとも非モテっていうのは

その社会的な圧迫や阻害について異議を申し立てる立場であって

君が今思いついたような足場はとっくに(少なくとも3、4年は前に)通過済みだよ。

俺もはてなに来てから日が浅いほうで

ログを漁ることから始めたんだけど

非モテ論壇(笑)みたいなものはずっと昔からあって

今なんかはもうあらゆる視点考察が巡り過ぎて落ち着いてるぐらいの状態なんだよね。

この非モテ議論のログはなかなか鋭かったりヒドかったり深かったりして

はてなの遺産の中でも1,2争うぐらい面白いんだけど

・落ち着いてしまって一旦退潮してしまっている

煮詰まりすぎてて内容の深さがわからない人も居る

っちゅー理由で、今やあまり理解されなくなってる。

で、「非モテ」って言葉けが残って

歴史も経緯もわからない人が「ただのモテない・モテたい人のことだ」と思い込んで使ってる状態。

例の非モテタイムズとかも全員そう。

彼らが了見してる「非モテ」って要するに古来からある「童貞」程度の意味で、

からあんなに頭もセンスも悪い人達

50過ぎぐらいの初老が「非モテ」を冠した記事を書ける。

元増田もそれぐらいの理解度で使ってるだろう。

こういうのっていろんな「ちょっと面白い言葉」に言えることだけどね。

発案者やその周辺、最初にその言葉を編み出したり操ったりしてる人達面白かったんだけど

だんだん理解しない人達が入ってきて言葉を間違った使い方や浅い使い方で使うようになる。

複雑さがある言葉ほど正しい意味では使われなくなって、誤用意味をのっとってしまう。

老人力」とか「草食系」とか「モラルハザード」とか、なんでもそう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん