今日テレビを見ていたらおじさんたちが若者の悪口を言っていた。
最近の若者は挨拶もできない、敬語も使えない、仕事をすぐやめる、等々、あれやこれやと言いたい放題だった。
だが、仕事をすぐにやめるのは、若者側のせいだけではなく、おじさんたちにもその責任の一端がありはしないだろうか。
若者が仕事をやめたくなるような環境を作り出したのはどこの誰だろう。
だいたい、あんたたちの世代も、若いころにはやめる人が多かったんじゃないの?
いつものように「近頃の若者は・・・」とうるさい大人たちが喋っているなぐらいに思いながら見ていたら、あげくの果てには「最近の若者は飲みに誘っても来ない」だとか「昼休み中に会話に参加せず、スマホばかりいじっている」とか訳の分からんことまで言い出す。
さすがにイライラしてきた。
なぜ昼休みや勤務後の貴重な時間を割いてまで、若者がおじさんにサービスをしなければならないのか。
お金をもらえるのならまだ分かるが、仕事上で関わるのも嫌なのにプライベートでも付き合えだなんて、そんな理不尽なことまで要求される筋合いは無い。
「近頃の若者は・・・」とか「昔は良かったのに今は・・・」とか言う人たちは、結局自分の人生を肯定するために我々若者たちを利用しているだけなのではないか。
こんな面倒くさい人たちと仕事をしなきゃならないなんて、就職するのがますます嫌になってくる。怖い。
会社って、こんなに恐ろしいところなんですか?