■日本の学歴社会では大卒までが就職でも有利

しかし、院卒では中卒並に就職に不利になる現状がある。

いわゆる「高学歴無職者」が多いのは高学歴であることが逆に足枷になって就職できていないため。

裏を返せば賢い人間よりも馬鹿な人間の方が会社は取り易い、ということである。

要するに大学院へ行くのは愚の骨頂だと無能の烙印を構える社会に入るのと同じなのだ。

とりわけ日本の社会において、無駄に賢いと叩かれる風潮がある。

というのも、日本では上司や社長が一代で能もなく築いてきた自負から自分よりも賢い人間に対しては冷たく当たるのである。

自分は能が無くても成功者であり、逆にお前は能があるのに失敗者だと言わんばかりの立場なのだ。

世間では学歴社会と謡いながら社会に出ると実は学歴なんてものは幻想だという事実にぶつかってワープアが増加するのも無理はない。

日本の学歴社会では、学歴といえば大卒を指すのだから、院卒はそもそも就職なんかできるわけがないのだ。

Permalink | 記事への反応(4) | 13:42

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