今は大きくなった皆への、ノッポさんからのメッセージが話題になっている。
なぜだろうか?
それは、ノッポさんは工作すること、モノを作ること以上のことに言及していないからだ。
ノッポさん自身が大切なことを学んだモノづくり、それを皆も子どもたちとしてくれと、ただそう言っているからだ。
スポーツ選手でもそうだし、タレントや芸人、ブロガーに至るまで、何かで一定の結果を出した人たちはすぐにその成功を拡大解釈し、別領域に適用したがる。
成功哲学とか言って人生全体におけるアドバイスとかしちゃったり、いや、お前ホントにサッカーやってなくても人生成功できたのかよ、と。
そういうのは受け手が拡大解釈して別領域に当てはめて学ぶもんなのに、なに調子にのっちゃってんの?と思うわけだ。
ノッポさんは違った。
モノづくりを通じて、自分はたくさんの素晴らしいことを学んだ。
そうすれば色々素晴らしいことを学べるんだよ、と。
自分が経験してきた価値をそのまま、多くの人に伝えているだけだ。
そこには、これで書籍を出そうとか、テレビにたくさん出たい、とかいうあざとさは微塵もない。
これが本物のメッセージなんだ。