2013-02-13

なぜノッポさんの話は心に響くのか

子供の頃、ノッポさんに親しんだ子どもたち。

今は大きくなった皆への、ノッポさんからメッセージが話題になっている。

ノッポさんから「大きくなった、みんなへ」

とてもストレートに心に響くメッセージになっている。

なぜだろうか?

それは、ノッポさんは工作すること、モノを作ること以上のことに言及していないからだ。

ノッポさん自身が大切なことを学んだモノづくり、それを皆も子どもたちとしてくれと、ただそう言っているからだ。

スポーツ選手でもそうだし、タレント芸人ブロガーに至るまで、何かで一定の結果を出した人たちはすぐにその成功拡大解釈し、別領域適用したがる。

成功哲学とか言って人生全体におけるアドバイスとかしちゃったり、いや、お前ホントサッカーやってなくても人生成功できたのかよ、と。

そういうのは受け手拡大解釈して別領域に当てはめて学ぶもんなのに、なに調子にのっちゃってんの?と思うわけだ。

ノッポさんは違った。

モノづくりを通じて、自分はたくさんの素晴らしいことを学んだ。

からあなた達もモノづくりをしてほしい。

そうすれば色々素晴らしいことを学べるんだよ、と。

自分経験してきた価値をそのまま、多くの人に伝えているだけだ。

そこには、これで書籍を出そうとか、テレビにたくさん出たい、とかいうあざとさは微塵もない。

これが本物のメッセージなんだ。

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