28の時に父親が死んだんだよ
それ以降、オレたち兄弟も父親とは縁を切っていた
でもオレが知らないうちに、父親はオレの街で暮らしてた
無残な最後だった
オレの両親は幸せじゃなかった
オレは母親とも距離を取っていた
母親とは全く違うタイプの女と結婚したくて、20代で婚活をした
でもうまくいかなかった
休憩するつもりで婚活をやめてみた
身だしなみがだらしなくても気にならなくなった
30になって、父親と同じようにオレも頭が薄くなってきた
将来の展望がない
30になったオレの中には、何も残っていないって気付いた
もう新しいことを始めるモチベーションもない
オレの考える幸せを手に入れるって目標が、オレをこれまで生かしてきたんだ
でもそれは手に入らないかもしれない
このまま堕ちていく気がする
タイトルの支えが崩れたの意味がわかんね。 元々親を憎んで生きてきたクズがクズに相応しく不幸になっただけの話じゃん。
恨みとか、憎しみとかそういうのが消えたってことだろ、きっと。 否定することってある段階までは結構大きな推進力になるけど、その段階をこえると、別の駆動力を探さなきゃいけな...