烏蛇さんの「2012-12-12 天賦人権説(あるいは自然権)の否定は何が問題なのか?」http://d.hatena.ne.jp/crowserpent/20121212
について便乗質問
今ちょうどジョン・ロックの完訳統治二論を借りてきたんだけど(まだほとんど読んでない)
ロックが書いた時点では人は神の作品であって、何か存在するらしい神の目的を達成することが宗教的義務である
だから人間には目的達成のため自身を維持、再生産する義務があり、その義務を果たすためにプロパティ(固有権)としての生命・財産・健康・自由などの権利がある(自殺は禁止)
そしてそれは神が定めたものだから統治者の支配権より先立つものであり、上位のものであり統治者であっても不可侵のものであるって理屈だよね?
ただ気になったんだけどキリスト教圏じゃないところではこの前提が成り立たないよね
これがどういう理路を通って脱宗教してもうちょい普遍的な権利としての人権になったのか知りたいんだけど
どこらへんを調べればいいのかな?