2012-08-27

尖閣に関するイギリスメディアの無理解

以下の翻訳記事に対する所感

日中関係:不毛の島、不毛なナショナリズム

[FT]日中の領土問題は先送りを(社説)  :日本経済新聞

両誌ともに無価値無人島無意味な対立、との論旨。

これらの筆者は、原発事故がもたらした日本人エネルギー資源への渇望を完全に見落としている。

尖閣不毛土地ではない。

周知の通り、莫大な石油資源が埋蔵されている(と予想されている)。

脱原発へのうねりが広がり、

発電用のエネルギー(主に天然ガス)の輸入超過が続き、

貿易赤字が恒常化しようとしている日本にとって、

尖閣地下資源希望なのだ

原発事故前なら、事なかれ的に先送りもできただろうが、

残念ながら、今の日本にその余裕はない。

政府尖閣諸島所有権鉱業権を買い取って、

日本米国台湾の三カ国で共同試掘できるように調整すべきだ。

ステークスホルダーが増えれば中国は手を出せない。

反日国ではなく親日国に最大限の便益を与える経済政策をお願いしたい。

もう遅いけど。

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