2012-05-20

研究者は3種に分かれる

研究者は3種に分かれる。実際、私は、自分の分野の研究者について、この3つのカテゴリーに分類することができる。

・死んだら世界の損失な人間

・死んだら日本の損失な人間

特に死んでも構わない人間

私は、未だに「特に死んでも構わない人間」の一人だ。だから、いつ社会に殺されても文句は言えない。世の中、殺されると文句がある人が多すぎる。何でみんな、そんなに自分価値のある人間だと思えるのだろうか。どこまで傲慢なのか。人間は、業績があって始めて、傷つけられた時に怒ることができるものだと思っている。

論文がなぜ落ちたのかを突き詰めて考えていくと、結局、「自分は生まれるべきではなかった」という結論に達する。要するに、いくら意欲があっても、不完全なロジックしか提供できない人間は、研究者コミュニティにとって有害なのだ子供たちに科学の素晴らしさを教えて理系に引きこもうという活動があるようだが、止めた方がいいと私は思う。私のような有害人間が増えるだけだ。有害人間は生まれないことが理想だが、私は生まれてしまったのだから仕方がない。とりあえず、私にできることは、有害な私の遺伝子がこれ以上増えないように自分の子供を作らず、害にならないように気をつけながら、自分研究分野に貢献することだろう。

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